出会いは密室で[完]
は?...恋人......?
「あ...」
思考回路を巡らせていると、
南がなにかに反応した。
「なに?どうしたのみな...」
え...――――――――
桐野くん……。
ハッ...!
制服姿の彼を見て、
一瞬放心状態になったものの
我に返ると
すぐに南の手を振りほどいた。
「優科…。」
「ご、ごめん南...、先帰るっ...。」
スーパーの出口に向かって
走り出そうとしたその瞬間、
パシッ。
南に手首を掴まれた。
「優科、お前に話がある。」