出会いは密室で[完]
限界...?
「ムカつく。」
ドクンッ...。
「えっ...?」
あたし...
桐野くんに
ムカつかれるようなこと...した......?
「男が……る中で...んな格好してんじゃねー...」
俯いている桐野くんの声は
いつもより弱気で小さくて、
あまり聞こえない。
「も、もう一回いって?」
「――――っ。だぁかぁらぁ!」
ピンポンパンポーン―――――――――
なんていうタイミング...。
スピーカーから
案内を伝えるアナウンスが流れた。