幸せというもの。


「ちゃん・・・希ちゃん・・・着・・たよ・・・希ちゃーん!」


ん・・・?何かほっぺに違和感が・・・。
とりあえず起きてみよう。


「・・・んん・・・んー・・・あれ?」


すると目の前にはお母さんによく似た人のドアップ。
いや、この顔はお母さんだ。


「な、何初めてみるものを見るような目で見るのよ。。
まず、着いたから起きなさい。」


あ、もう着いちゃったんだ・・・。
あたしは無理に喋りすぎて
いつの間にか寝てしまったらしい。

あたしは眠い目をこすりながら渋々体を起こした。


「やーっと起きたー。ほら、まず車から出なさい。
玄関に荷物が置いてあるから、
希ちゃんも手伝ってちょうだい♪」


まだ眠いのにな。。
まあ一応返事しておくか。。

「・・・はーい。。」

そっかー。玄関にね~・・・・・

って、えええ!!?
げ、玄関??!


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