未遂探偵J
……

「…密室殺人…か…」

…ジョーは由里のコテージに着くなりカチャ、カチャと壊れたドアの鍵を触った。

「…いや…こんなの密室じゃないな…簡単な仕掛けだ…だが…問題は凶器だ…」

ジョーは由里を刺したと思われる凶器がコテージにない事に不安を感じた…。

「…次は、誰だ?」

大きく息をつき由里のコテージから出て煙草に火を点け煙草をふかしながらみんなの待つ大きなコテージへと戻った。

「…まずは、過去を知らなくてはな…もっと…」

ジョーは小さく呟いた。

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