先生恋


「あ、いた!」



先生は正門のちかくで
椅子にすわってた



なんかの当番らしい




「香奈、いける??」




「ちょ、ちょっとまって!」



「どうした!?」




「やっぱり言えないよぉ」


私はその場に座りこんだ


「香奈~」



まどかは一緒に座ってくれる




ふと先生を見ると
いつのまにか生徒に
かこまれている




こんなんじゃ告白するなんて無理だよ




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