先生恋
「どうしたの?」
「こいつがお前に話したいことがあるんだって」
遠藤が指さす先には、同じクラスの男子、伊藤がいた
「あ、ちょっときてもらえる?」
「うん」
遠藤は意味ありげに私をみている
しばらく歩いて、屋上まできた
「あのさ、俺ずっとお前のこと好きだったんだ」
「え??」
「つきあってください」
私が好きなのは先生
断らなくちゃいけない
だけど…先生のこと忘れなきゃいけない
前に進まなきゃいけないから
「…いいよ」