不思議の国はいかが? ~Wondar Landへ       ようこそ!~
……私は、気付くと

不安な気持ちを抑え切れずに

ユキトさんに

ぶつけてしまっていた……。

―フワ……ッ―

ユキト:「アリス様……。

大丈夫……。

私がいつまでも

貴女の側にいますから

そんなに……

抱え込まないでください。」

アリス:「!……何で?

何で……そんな簡単に私の側に

いるなんて言うのよ!?

そんな人を信じさせるような事

言うのよ……ッ!?

私は……人を信じて

……裏切られるのは……

もう……嫌なのに……。」

私がそう言うと、ユキトさんは

もっと……

力強く抱き締めてくれた。

その瞬間……

私は安心したのかその腕の中で

崩れ落ちてしまった。

アリス:「……!!

……どうして、ユキトさんは

私に優しく接してくれるの?

私が………

リディアお祖母様の孫だから?

それとも………。

…………。

……ううん、何でもないわ。

……それよりも、

ここは、一体ドコなの?」
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