《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
でも――イヤだよ、
信じたくない。



この現実を受け入れるのを
あたしの心は全力で拒んでた。



「陸があたしを忘れるなんて……

そんなの、ウソだよ……!」



震える声をもらしたのを
きっかけに、涙がブワッと
とめどなく溢れ出す。



(こんなのってないよ。

陸に会いたくて……

ただそのために、ここまで
来たのに……!)





4年間夢にまで見た
陸との再会は。



――こうして、切ない涙と
ともに、幕をあけた……。





     ☆☆☆☆☆



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