大好きな君へ
そして、佐之さんはいつもの用に私達をひきはがした


「それより、大変なんだ!!」


佐之さんが話そうとすると

「ぎゃあ゛あ゛ぁ゛ー!!」

また叫び声……



ぎゅーっ

「うぅ……平助君」


私は叫び声が聞こえない用に、平助君に抱きついた


すると


ふわっ


また包む用に抱きしめてくれた

そして、抱きしめたまま話始めた



「大変って、この叫び声のこと?」

「そうだ、実はなぁ…」


そして、ぱっつぁんが複雑な顔をして言った

「長州の古高ってやつが昨日の夜捕まって、今土方さんの地獄の拷問中だ……」

ぱっつぁんが言うとまた

「あ゛あ゛ぁ゛ー!!」


叫び声だ



ぎゅっ

こ、怖い

私は、平助君の着物を握りしめた


すると、

「ちぃ、大丈夫……もうすぐ終わる……」

と言って、強く抱きしめてくれた


暖かい……

落ち着いてきた……


「平助君、もう大丈夫だよ?ありがとう」

私が平助君から離れると、ぱっつぁんが

ポンポン

と頭を撫でてくれた


「じゃあ、朝ごはんの準備してくるね」


そして、台所に向かった



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