ひきこもり恋愛相談所【完】
あたしの言葉に、フッと笑って立ち上がりさっき自分で開けたドアの方へ向かう。
足音が急に止まり、沈黙が続く。
「ねぇ・・・・。」
「・・・・なに。」
その声は、震えててまた・・・・泣いてるのかって。
「最後に、もう一度だけ呼ばせて・・・?」
「・・・・・・・・2度と・・・ここには来ないで・・・っ!」
「うんっ・・・・来ないよ・・・ねぇちゃん・・・・!」
消えていく足音。
どうしてだろう・・・・。
あんなに、憎んでたのに。