ひきこもり恋愛相談所【完】
パタパタと走っていく亜美ちゃん。


‥‥‥。


今頃凛は何してるんだろう。


そう考えながら、椅子に座る。


「「クゥーン」」


ミーとタマが足に顔を乗せてくる。


「よしよし。少し長く歩いて疲れちゃったな。」


そう言って頭をなでてやると、尻尾を左右に振るミーとタマ。


かわいい。


「篠田さん!!はいっ!」


いきなり顔の前においしそうなクレープが出てきた。


顔をあげるとニコニコ顔の亜美ちゃんがいた。


「ありがとう」


そう言って受け取り一口かじる。


「うん。おいしい」
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