御曹司の溺愛エスコート
「食事をして、ドライブしようか」

「蒼真兄さま……」

「最初からはじめよう。3年前みたいに戻って普通のデートをしよう。あの時はあまり出かけられなかっただろう?」


桜の気持ちが徐々に和らいでいるのを感じた蒼真はドライブに誘ったのだ。


「はい……」


3年前に戻れたらどんなに良いかと思う……。
だけどそれは無理。


でも少しだけなら……と桜の心に芽生えているのも確か。


ごめんね望くん……少しだけだから……。


「蒼真兄さま、コンビニのおにぎりが食べたい」


桜は少しだけ蒼真に甘える事にした。
蒼真もそう望んでいる。


「おにぎりか。そんなので良いのか?」

「はいっ」


無邪気に微笑む桜。
蒼真はその微笑みを見て心が安らぐ思いだった。


< 179 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop