御曹司の溺愛エスコート
ベッドルームに残された桜は仕方なくベッドの端に座った。


蒼真兄さまの考えている事が分らない……。
もう私たちは昔のように戻れないのに……。


少しして朝食の用意が出来たと、蒼真がドアから顔を覗かせた。


桜は白いタオル地のバスローブの紐をぎゅっと締めた。
その下には何も来ていないのだ。
さっきは気にならなかったけど今はすごく気になる。


ベッドルームを出ると、マホガニーの大きなテーブルの上に2人分の朝食が用意されていた。


蒼真は白の長袖のニットとグレーのパンツを身に付けており、余計に自分のバスローブ姿を意識してしまう。


「座りなさい」


桜が席に着くと、紅茶をカップに注ぎ渡した。


「いただきます」


受け取った桜は一口飲んだ。
それから美味しそうなスクランブルエッグを口に運んだ。



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