†会長様と王子様†

「――――リン?」


背中が嫌と言うほど疼く・・


ぎゅー・・


・・・・・ぇえ?


「・・・泣きたいんなら泣け。」


「・・止めるのに時間かかるかも・・。」


「スッキリさせるまでなら。」



・・・この前と同じようにジンにしがみつくようにして声を殺して泣いた

















「電話の相手・・バジルだったよ・・。
宮中から電話番号とか教えてもらったって・・。」



「・・・。そうか。ついに実行したか。」


「どこから情報を仕入れてきたんだろう・・。とっとと警察に捕まればいいのに・・。」






この背中の疼きの原因も私が水が嫌いになったのもバジルのせい
















< 124 / 337 >

この作品をシェア

pagetop