†会長様と王子様†


「・・『嫉妬』がここまでひしひし伝わってるよ。怖いよ~。」

「それは怖いな・・。
『本当は俺が先にリンを婚約者にするはずだったんだ』
と言いたいのかな。」

「めっさありうる。」

「本人に言ったら殺されるな・・。」

「あ・・確かに・・・。」



足音がだんだん近くなってくる・・本当に怖いよ(汗)



妹のも怖いけどさ



嫌・・あれはムカつきか

寧ろイライラする




「・・宮中君。ずっと俺らの後をつけても意味ないと思うよ?」


「お前には関係ない。」


いっそのことスタンガンで眠らせたいな☆



すいません



「・・何の用で?妹様に命令でもされたから?」

「違う。俺の意志だ。」


・・・意志でストーカーかい!!

犯罪じゃんか


「・・何で私らの後をつけるの?」

「好きだから。」

「・・スト―キングが?」

「違う。」

「リンが好きなんだよね。」

「・・・。」

無言の肯定ですか・・






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