見せかけのヤンキー彼氏君
俺も立ち上がって…教室を出て行った。



トボトボと肩を落として戻って来る祐谷。



顔を俯かせて…俺の胸のぶち当たって来た。



「す、すいません!!」


俺に謝る祐谷。


俺の顔を見てハッと表情を変える。



手ぶらだし…買えなかったのは分かってるのに…俺は祐谷を詰った。


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