見せかけのヤンキー彼氏君
「おい!!?お前…もっと壮太のコト知りたくねえのか?」


知りたいけど…桐生君には私のキモチ知られたくない。



「誕生日とか…血液型とか…知りたくねえの?」


知りたいけどーーー


でもいっそ…桐生君に苛められるような予感が過ぎる。



「……」


改札口を出て…駅を出る私たち。


「……」


私は心の中で葛藤を繰返して…決心した。



「教えて……」


「じゃあ~手始めに…俺の昼食用に焼きそばバーガー…買って来い!」


「えっ!!?」


「買って来れたら…誕生日教えてやる!!」



私は桐生君のパシリ!!!?
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