いまでも、きっと。 ~気になる恋~

斜め左の友達の名前は峰村 沙亜矢【ミネムラ サアヤ】
陸上部で運動神経抜群の美人サン。

んで、となりの方は、
説明の通り、チャラ男です。
名前は・・えっと。
菊池 風【キクチ ハヤテ】
です。

あ、ちなみにあたしは。
成瀬 美紅【ナルセ ミク】
といいます。

席替え後、初・・の授業。

あたしは沙亜矢と楽しく話してました。
すると、菊池が。

『お前って、綾となかいーの?』
と、唐突に。


杉浦 綾【スギウラ アヤ】
とは…あたしと同じ部活&同じクラス。
可愛いけど、ぶりっ子なのがたまにキズ…

そんな彼女の名前が出るとは…以外


『なかいーよ。なんで?』

菊地は少しためらいがちに、
『いや…特に意味はないんだけど。今度、アヤに言っておいて。二つしばりぢゃない方が可愛いって。』

『わかったあー』

…なんでそんなことを言うのだろう。
アヤの事が好きなのだろうか…?

沙亜矢に聞いてみよう…

菊地がいなくなったすきにきいてみることにした。

『ねー、サアヤ〜今の話し聞いてた?』

『うん』

『菊地ってアヤのこと好きなのかな??』

『えー…
あいつ、彼女いるよ?』

『えーっ!』

どうやら、あたしは時代遅れらしい…

彼女がいるのに、そんなこと、簡単に言っていいのかな??
まだ付き合った事もないあたしには分からないのか…と思って、自己解決していた。


まだ、気付かない私。
アヤのことが好き?
そんなことどうだっていいのに。
知らないうちに気になり始めてた。






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