私と貴方の関係
帰る途中に、詠斗に会った。
「ぁ…詠斗…。」
「あ…美羽。どうした、泣いてるのか?」

え?・・・私、泣いていたの?
詠斗が私のところへきて、
「彼氏と何かあったのか?」
と言った。
当たっているから頷いた。
そしたら…

「美羽…龍はやめておけ。龍は…金目当てで近づいているんだ。だから…。」

なんで龍と私の関係知ってるの?

金目当てって本当なの…?

「駄目、詠斗。龍と友達でしょ?金目当てってどうして思うの?」

しまったという顔をして、帰るといい帰ってしまった。

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