天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

決着

【密歌side】

私たちは、一気に2階まで降りた。

その間に生徒の姿は、なかった。

みんな避難させてくれたんだ。

ありがとう。

「じゃあ、こっから別行動で。」

「えぇ。」

「でわ、全員第一広場に集まったら怪我人の処置をお願いします。」

「わかったわ。そっちも気を付けてね。」

「はい。じゃあ、行くよ。」

「うん。」

「よし。」

「おう。」

――――バッッッッ

――――トタッッ


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