天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

「私があのまま見届けると思う??」

「思わねー」

「思わねーな」

「思わないね」

みんなが声を合わせて言った。

「じゃあ、やることは決まってるでしょ。愛梨、頼むね。主将に当たらないようにしてね。」

「りょーかい。任せて。」

――シュッッッ

主将を持ち上げてた手に丁度当たった。

さすが愛梨。

百発百中なんだから。

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