【短】はちみつはにぃー



「昨日は楽しかったな!」



「あ…」




その時の撤ちゃんは、



焦ったように、私を誤魔化そうとした。




「梨衣、言っておくけど、部活の買い出しだからな…?」



「………。」



ねぇ、なんでそんな嘘をつくの…?



すると、隣にいた女の子が撤ちゃんに話しかけた。



「昨日のアイス、また食べに行こうね!それじゃぁ、教室行こっかぁ!」



ねぇ、撤ちゃん。



私、今ね、



凄く胸が苦しいの…



なんでかな…



その場に居るのが耐えられなくなって、私は走って教室へ向かった。




「梨衣!!!」




撤ちゃんが呼んでいる声がする。



けど、今の私には、止まって振り向くことなんてできないんだ―…



< 11 / 20 >

この作品をシェア

pagetop