サヨナラを告げるくらい
第一章 ▽告白


一年前のあの日に
私の歯車は動き方を忘れた。



「美歩ー」
「んっ?ぁ、有里か。どした?」
「…心ここにあらずデスカ。」
「う”…。」


有里と私は小学生の頃からずっと一緒。
クラスは離れてばっかだけど吹部って事で一緒にいる時間が長い。




それともう一つ。
恋人だから、か……。笑


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