愛から生まれた悲劇
来てしまった。



結局言い訳なんてできない



手にはナイフ。



彼はうつむいたまま



「お前・・・何してんだよ・・・何取り返しの・・・つかないことしてんだよ!!!」




―――その言葉を聞いた瞬間、



やっと、やっと取り返しのつかないことだと知った。




私は


「もう一緒に入れないのね・・・」



そうつぶやくと



「あぁ」



と、返事をするのでした。




  ――――涙が止まらない彼を見て
      私は胸が、心が痛かった――――








       これが夢だったらいいのに

< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop