あたしは、キミに恋をしました
もうこの家やだぁ~~~!!





『今日、啓ちゃん家に泊まる・・・』





「・・・・」

だって、この家やだ・・・

「お前、本気か・・・?」

あたしは頷いた。もちろん縦に。

「~~~~~あーもうわかった!!いいよ!!母さんには、俺が説得する!!」

『わ~~!!啓ちゃん神様~~~~!!』

あたしはおもわず抱きついてしまった・・・。

「っ?!わ、わかったから離れろ!」

『うん!じゃあ、着替え持ってくる!!』

あたしは超特急で準備をした。

明日は土曜日だから、私服持っていこう!



『おまたせ~~!』

「おう」

ヒョイ。

ん?右手が軽いような・・・・って!!

『け、啓ちゃん?!いいよ、自分の荷物ぐらい自分で持つからっ!』

「は?だって、蜜柑のことだから、必要じゃない物まで持ってきてるだろ?」

『う・・・図星です・・・』

「だろ?蜜柑はトロいから、この重さだと、俺ん家まで20分かかるかんな」

『そんなかかんないっ!!』

「はいはい。早く鍵閉めろよ」

『え?あ、うん』

てか、啓ちゃん家にお泊りって、何年ぶりだろう?










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