片腕の彼に恋しちゃいました。
「ただいま。」



〈お帰りなさい。
あら。一緒なのね。〉



『どうも。』



〈上がって。〉



お母さんの態度は



少し冷たかった。



私達は並んで座った。



「お母さん、こっち座って。」



お母さんを私達の前に座らせた。



「私達から話しがあるの。」



〈なに?〉



『あの…。』



私は、言葉に詰まっている峻稀の手を握った。



『杏李さんと、結婚させて下さい!』



〈そう。結婚ね。
あなたに杏李のことを
守れるのかしら。
お金は?きちんと生活できるくらい
稼げるの?〉



『今の所は、ぎりぎりです。
…でも、不自由はさせません!
幸せにします!
一生杏李さんを守っていきます!
だから、お願いします!』



峻稀は土下座までしていた。
< 237 / 247 >

この作品をシェア

pagetop