高校球児に恋をして…

｢ﾌﾌ、あゆみがあんなにむきになるとはねー。｣

｢もー、バカにしないでよね。｣

私たちの近くにいた、千尋ちゃんがくる。
｢石橋あゆみちゃん、だよね？｣

｢うん、そうだよ。｣

｢私の名前は、千尋ね。あゆみちゃんってさ、野球に興味ある？｣

学校じゅうを探してもこんな美少女いないよ。と心の中で千尋ちゃんにツッコミを入れながら質問に答える。

｢えっ？あぁ、もしかして、この前グラウンドにいたから？｣

｢そう、私ね、野球部にお兄ちゃんがいるの。お兄ちゃんがあゆみちゃんを見て、かわいいって言ってたから。｣

いやいやいや！千尋ちゃんにそんなこと言われるとは…、あなたの方がかわいいです。と、また心の中で変なツッコミを入れながら、質問に答える

｢いや、かわいくないけどぉ…。バッドでボールを打つ音がすごく気持ちよく聞こえてね、気になって見に行ってたの。｣