晴れ空男子
「よしっ!! 今日、美雨んち行ってもいいかな?」

「いいけど…」





 今日はパパ仕事休みの日だけど…いいよね?





 代わりにママが行ってるんだ。





「じゃー、美雨の家で作戦会議ね!!」








 *放課後*




「ここ…美雨の家?」

「うん」

「…もしかしてお嬢様?」





 あれ…?





 純に言ってなかったっけ?




「私、笠見財閥の娘だよ?」

「…………えぇ…」





 純は眉間にしわを寄せて家をじっと見てる。




 そんなに珍しいものかな…





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