悪女
話をきいて私は頭が真っ白になりそうだった
「殺したのは理香だけじゃないんだよ。百合山家の人間を全員殺した、蓮も今は俺の友達に遊ばれているはずだよ」
なんで…
狂ってる
「俺は普通なんだよ」
龍司は一歩ずつ近づいていた
「好きな人間のために何でもしたがる、みんなと同じだ」
風が私の凍った背筋をさらに冷やす
「君も知りたいだろ?俺は君の知らないとこまでも君を知っている」
「…来ないで」
耳を塞いだ
龍司がこれから話すことが
知ってはいけないように感じた
耳を塞いでた手を龍司が掴んだ