悪女



結局その後野山と会話はしなかったがアドレスは交換した



「沙紀さんでは気を付けて。僕はもうちょい友達を待ちます」



いくら待っても来ないのに…



「さようなら」



私は自分のアパートに帰ることにした



夜はもうすぐ明けそうでうっすら明るくなっていた



「!?」



私はつい足を止めた



私の先にいたのは



残りのストーカー



斉藤龍司だった





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