Love&Cocktail

しばらく抱き合っていると、優人さんがふいにあたしの体を少し離した。




そしてあたしの肩に手を置くと、少し屈んでそのまま顔を近付けてきた。




あ……。




「ん……」




2人の唇が重なる。




久しぶりのキスに胸が高鳴る。




触れるだけの優しいキスを繰り返した後、激しく絡まる。




部屋中に響くのは、あたしと優人さんがキスをする音。




あたしは優人さんの体温が愛しくて、ギュッと背中にしがみついていた。




「……っ…ん…」




激しいキスに足がガクガクして、床に崩れそうになる。




それでも優人さんがあたしの腰に手を回し、支えてくれた。




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