Love&Cocktail

今にも崩れ落ちそうなあたしの腰に、優人さんは優しく腕を回してくれる。




そのまま至近距離で見つめられて、あたしの思考回路は完全に停止した。




「……ゆ、優人さん…」




「ん?」




「ち、近くない……?」




あたしは小さく呟いた。




「そう?俺は別に普通」




「ふ、普通って……」




優人さん、大人すぎ(笑)!




「ち、近いよ////!あたしは……」



「クスクス。乃愛は恥ずかしがり屋だな」




優人さんは笑いながらあたしから離れた。




< 56 / 336 >

この作品をシェア

pagetop