絶対彼氏

若返りなんて有り得ない



「るぅりぃ!朝だよ」

五月蝿いな…
いつもは目覚ましで起きるのに今日は全然違う音で起きた…と言うか声をかけられて起きた

「眠い…」

「全く…遅刻よ?」

「え…」

目覚ましを見ると5時を指して止まっていた

「ちょ、今何時?!」

「7時50分よー、ほら朝ごはん食べて」

学校開始は8時15分
学校まで20分だから余裕で行ける
だけど今日に限って朝礼があるから5分までに学校につかないといけない

「あーもうご飯要らない!!」

って杏子姉…料理できないよね?

「ダメよ、折角頑張って作ったんだから」

急いで着替えリビングへ
机の上には真っ黒のトーストが…

た…食べたくない…
けど杏子姉の笑顔が怖いから半分ちぎってくわえていこ

「いってきまふ!」

ローファー履きにくいな…
なんて事を思いながら学校まで走る私


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