貴方を想う時、雨に恋する
しかもあの王子…
このパジャマおかしくない?
き、着替えする?

いや、間に合わない!

「萌?大丈夫?」

ガチャリと音がして顔を覗かせたのはスミレちゃんで…

「…何やってるの?」
『えっと…』
ベッドから一歩踏み出した状態で固まっている私に

視線だけ送ってきて怪しげに見ている
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