晴れ時々@先生の妹【第1巻】



警察官の松本が困った表情で顔をしかめる。





「話を聞いていたら、二戸 梨杏は確かに可哀想で同情をしますよ。中村先生、しばらくは、二戸 梨杏をうちの署で預かりましょうか?なんせ、未成年を家で一人にしておくのは良くないでしょー」





「まあ、確かに未成年を家に一人にしておくのは良くないと思います。が、しかし年頃の女の子を署で預かってもらうのは、ちょっと…どうかと……」






警察官の松本の好意は有難いが、署に二戸 梨杏が預かられる事だけはどうにか回避できないかと考え悩んでいる中村先生。






ちょうど、その時警察官の松本の無線に別件の事件の発生の連絡が入り呼び出される。





「はいっ、分かった。今から、直ぐに現場に向かいます!どうぞ」





忙しそうな警察官の松本。





「じゃあ、私は今から別件の現場に行かないといけないので。中村先生、後はよろしくお願いします!」


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