晴れ時々@先生の妹【第1巻】





マンションの駐車場に急いで車を止めて、エレベーターに乗り自分の部屋へ向かう中村先生。







3階の自分の部屋に着き、扉が開く。









「ただいまーー!」







元気良く挨拶をするが、何も聞こえない。








シーーーーーン。







――あれっ!?






んっ!?








二戸 梨杏はどこにいるんだ………?






――寝室か?





寝室の中を見渡すがいない。







どこだ?







まさか―、帰ってきた俺を驚かそうとして、どこかに隠れているとか?






浴室かな?







違う、浴室もいない。







クローゼット!







………クローゼットの中もいない。







いったい、どこにいるんだ?


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