絶対ナイショ!!

俺の隣を普通に歩く女。



俺はそれを無視して歩く。



「ねぇ…ねぇってば!!」



「………何ですか、美那さん…」



「早いよぉ~~…」



上目遣いで見てくるが、俺には通じない。



「もう!ね…手つなご!」



無理やりつなごうとする手を振り払う。



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