君へ願うこと
かしてもらったハンカチに思い切り涙をふいて
それから顔を二回叩いて教室に戻る。
放課後のこの時間は
どこを見渡しても部活をしてる人達ばかりだ。
そんな中一際目立つはずのサッカー部の姿は何処にもなくて。
不思議に思いながら教室に向かう。
職員室の前を通りかかろうとしていたその時
「そうか..急だな」
担任の声が聞こえてきた。
「はい、すみません」
先生の話相手は..
市ノ瀬君?
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