君へ願うこと
② 「もっとだよ。もっと俺を見て。他の男なんか目に入らないくらいに」




「それじゃあ期末テストの範囲言うからな。しっかり聞けよ」




チクタクとただ時計の針の音と板書の音しか聞こえなかった教室に



先生の声が響き渡り、




それに反応したみんなが一斉にメモを取り始める。





「まずは教科書から。45ページから78ペジまで」




ひぇ~~長すぎでしょ



マーカーで教科書にチェックを入れながらも出るのはため息ばかり。



「次にワーク!55ページから・・・」





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