光をもとめて
孤独
放課後になり、あたしとユキちゃんは肩を並べながら帰り道を歩いていた。
「えー!?何で晩飯をファミレスで食おうって言うわけ?」
「お前の料理は味付けが濃すぎるから。さっきの卵焼きも塩かかりすぎだったし」
「だったらユキちゃんが作ってよ!」
「あぁ?何でそーなんだよ、めんどくせぇ…」
「いいじゃん、金もったいねぇし。
それにユキちゃんの料理マジで美味いんだもん!ね?お願い」
「………ったく…。はいはい…。」