戦え!演劇部2011
第2部世界への挑戦!演劇潮流

世界への扉

アジア1になってから数分、まぁだ正直実感ないな。
「金賞おめでとう。」
ぶっ武乱童!
バッ
「フッ-そう身構えるなよな!ただ祝いを言うついでに言っておくことがあったのでな。」

「世界へは我々五角セクタァも行くことが決まっている。」
「はあ!?銅賞なのに何だって!?」
「世界大会の出資者が革新社でな、そこの招待枠で出ることになっているのだ。出られなくならぬよう気をつけるのだな。」
カッカッカッカッカッカッ-
マジ?
「杏香さぁ~んッ、さっき戸隠武乱童と話してたけど何話してたん?」
・・・。
「きょ~う~かぁ~さぁ~ん?」
さわッ
「どひゃっ!?」
クルリ
「ん~思ったよりボリュームないや。」
「歌音?なぁにどさくさ私の胸に手ぇ当ててんの!!!しかも思ったよりボリュームないだってぇ!?オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ・・・!!!」
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・
「わわっ!通り過ぎる爆炎(するうざふぁいあ)ッ!!」
ニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニョニュニュウンッ
「何するん?ビックリしたじゃあないか!?」
「ハァ!?歌音が先に私の胸に手当ててきたんじゃあないの!フゥ、まぁいいわ。とりあえずみんなに招集かけないとね。」







「みんな、よく集まってくれたね。」
「杏香さん、要件は手短にしてくれよ?オレ今日咲月とデートる予定なんだから。」
才太と咲月いつの間にそんな関係に!?
「安心して。時間はとらせないから。実は世界に五角セクタァも出ることになってるらしいの。」
ザワワッ
「ちょっと待てよ藤林!?連中銅賞だったろう?」
ナイス、ヴェリイナイスよ清士郎ちゃん!
「それが、連中のバックに革新社がいんのは知ってるわよね?実は世界大会の出資社に革新社がいるらしく、そこが持つ招待枠で出るらしいわ。」
ザワッ
「かぁ~っ、マジかよ!世界には半端ない演劇するとこあんのにそこに五角もくんのかよ!」
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