空色のキモチ
3年生になる頃には、りっちゃんはいろいろと恋愛相談をしてくるようになった。




伊原先輩と春休みにケンカしたまま、気まずい状態。






伊原先輩に会えなくて、
姿を見る事も出来ず、
いつも寂しそうにしていた。





私もりっちゃんみたく、素直に相談したかったけど、

宮沢の事をりっちゃんに言えないままだった。








宮沢はりっちゃんだけ、呼び捨てで呼ぶ。




宮沢はりっちゃんには甘えてる。




宮沢がりっちゃんを見てる時は恋する瞳。






気付いてしまう。

私も宮沢を見てるから…





周りでも、噂になる。






でもりっちゃんは全く気付いていない様子だった。



ホント、ぼけぼけなんだから・・・






宮沢に私の気持ちに気付いてほしくて…





修学旅行の時に告白した。
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