空色のキモチ

本当の心

初めての外泊。



親にはちゃんと言ってあるけど家に入る時はドキドキしていた。




祐樹と二人で帰る。





お母さんは機嫌良く迎えてくれる。



「祐樹君がいると凜も嬉しそうにしてるから私まで嬉しくなっちゃうわ。」



「そうなんですか。寂しい思いばかりさせてしまって僕も申し訳ないです。」




「早く一緒に暮らしたら?学校も転校するって方法もあるし。」




お母さん!?


なんて大胆な事言うの?




「僕もそう思うんですけどね。ハハハ」


祐樹は母親の言葉に喜んでる様子。
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