大切な存在
生きる意味


そこから私は
生き甲斐を失った。

友達の雪菜には何も
言わなかった。

「もう大丈夫。」

たった一言で
終わらしていた。
多分雪菜は気付いてたと思う。


雪菜とは
高校入ってから仲良くなった。
話も合うし、
私は本当に大好きだ。



雪菜はその日から
私に気遣ってくれた。
私は隠し事することに
罪悪感を感じていた。
でも、心配かけたくなかったの。




ある日お兄ちゃんのお誘いで
オフ会に行った。
もぅいろんな人がいて
すごく楽しかった。


「よろしくね、俺秀隆。」
「よろしくです、葵です。」
秀隆は背が高く細身。
見る限り20代後半だろう。

私は話が合うし、
いぃ人だったから
アドレスを交換した。

オフ会が終わり、
秀隆からメールが来た。


めんどくさ半分、
おもしろ半分で
時々メールを返した。


雪菜に話したときは
「まさかのお??」
てからかってきたけど、
それはないよね、さすがに。



優斗と別れてから、
幸せてほどじゃなぃけど
それなりに楽しい毎日を
送っていた。




その日から
だいたい2週間後。

〈葵ちゃん、遊ぼー〉

秀隆からだった。
私は秀隆からのメールをみて
少し悩んだ。

けどまあ、
暇だし。てことで
秀隆の家で遊ぶことになった。



私は初めてを彼に注いだ。
いや、奪われた。




正直言って、
ある程度の覚悟はしてた。
相手は所詮
男なんだから....て。

それから私は
何度も体を重ねた。
気持ちよくなければ
愛もない。



この時の私は
愛なんかどうでもよかったのかも
しれないね。




私は後悔しまくっていた。
唯一話せるて雪菜に
全てを話した。

雪菜は私の心配をしてくれて
こんな私を
受け止めてくれた。


これからも友達


私は1人でそう誓った。




その日以来彼とは
連絡をとらなくなった。
もちろん、男とも
遊ばなくなった。


男なんかより
大切な友達が居るから!


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