嘘。からの恋!



「まだかな……」

待ってから30分はたった。

「だーれだ?」

来てくれたかと思ったら若附君だった。

「若附君か…」

「なんや?ひどくないか?」

へらへらと笑う。

「こんなとこで何しとるんや??」

不思議そうに聞く。

「魁人、待ってる」

なんか、涙でそう……。

「あいつか?あいつならなんか侑里とかいうやつとあるいとったで?」

少し驚いたような顔をしている。


< 131 / 200 >

この作品をシェア

pagetop