嘘。からの恋!


「お邪魔しま~す」

私はゆっくり中に入る。

「誰もいねぇぞ」

そういいながら案内された場所は魁人のお部屋。

「ここが魁人のお部屋?」

シンプルなモノクロのデザインで本棚には教科書がきれいに並べられている。

「あぁ」

意外ときれいだな…。

私はあたりを見回す。

「ちょっと座って待っとけ」

魁人は部屋を出て行った。

「…魁人の匂いがする」



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