女の子のしたいこと
「なんで頭を撫でるのが、わたしのして欲しいことだと思ったの」
聞いてみると、恭平は不思議そうにわたしを見返す。
「なんでって、こうされるのが好きだって、言ってたじゃんか」
「え? いつ?」
「幼稚園ぐらい」
そんな昔のことなんて。
覚えているけど。
聞いてみると、恭平は不思議そうにわたしを見返す。
「なんでって、こうされるのが好きだって、言ってたじゃんか」
「え? いつ?」
「幼稚園ぐらい」
そんな昔のことなんて。
覚えているけど。