政府より魔女へ
逸話「魔女と牧場娘」
そこは牧場などのコロニーで、私はここで牛の世話をしている。

最近、一旦はおさまったはずの狂牛病が再発しているので、うちの牧場だけはならないようにと気を使っている。

「メルン、」

久々のお客さまだった。

「リラ、待ってたわ。今日はミルクだけ?」

「ええ。あと、生クリームももらえるとうれしいわ」

「まかせて」

彼女は魔女だ。

それを知ったのは出会ってすぐだった。

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