政府より魔女へ
自分のデスクに戻り、身の回りの整理をする。

要らないものは捨て、個人的なものは持って帰ろう。

といっても、この写真しか、持ってないけど。

大学の頃に撮ったやつだ。

僕はそこに写る二人を見たあと、やっと、そこを後にした。



電話の声でもない、ΤV電話の姿でもない、あいつ自身に会いたくなった。

フラれたけど、あいつには新しいやつがいるのかもしれないけど、

もう、終わりなんだ。

一言言わないと死んでも死にきれない。


まだ、いるよな。

まだ、生きてくれているよな。


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