Honey Love




「あ、あのさリビングに戻ろっか。秀も帰ったと思うし....。」



そう誤魔化したのに裕都は



『なんで?美優の部屋見たい。』



なんですとぉー!?
あのプリントのタワーの部屋に入りたいと?

まぁ、裕都は自分の彼女の部屋が汚ないなんて想像もしてないだろうけど....。


ってかどーしよ…。
...よしっ!1分待ってもらおうっ!



「分かった。見せるから一分だけ待って?」



『うん。分かった。』



よしっ。
チャンスっ!!


私の部屋は基本にピンクと白で統一されている。

窓の下にベッドがあり、その横に勉強机。
ベッドの前には丸テーブルが置いてあり、ドアを開けた少し横にはクローゼットとタンスがある。


広いとはいえない部屋。
....つまり、裕都とめっちゃ近くになるってこと////。
あぁー、なんか今頃緊張してきたかも...。
ってか、プリントタワーどうしよう....。


取りあえずクローゼットに隠すか。



そして、プリントをクローゼットにしまい、裕都を呼んだ。



『お邪魔しまーす。うわっ!すげぇ。女の子の部屋ってこんなんなんだな。』



裕都はそう言って、部屋を見渡している。

あんまりジロジロ見ないでー!





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